旭陵同窓会 支部長 木村

東京支部支部長ご挨拶

旭陵同窓会東京支部長
木村 康則(下関西高52期)

あれほど猛威を振るったCovid-19が、ようやく収束に向かってきた感じがしますが、皆様、安全にお元気でお過ごしでしょうか?
旭陵同窓会東京支部長の52期木村康則です。本来ならば2年任期を無事満了し退任しているはずなのですが、一昨年支部総会を中止したこともあり、任期を1年延長し(支部総会承認事項ですが)、今年も支部長をさせていただいております。

繰り返しになりますが、一昨年はコロナ禍により支部総会を中止しました。昨年は代表幹事の66期秋葉さんを中心とした幹事団のご尽力で Zoom によるリモート形式で懇親会を開催しました。初めてのことで、手探りで進めたため不手際もあったかと思いますが、結果的に200名を超える参加がありました。いつもとは違った懇親会を楽しんでいただけたのではないかと思います。特にリモート開催ということで、東京支部に限らず全国、全世界からの参加を受け付けました。関西支部や下関の本部からの参加がありましたし、海外ミャンマーからの参加もあり、報道とは趣の違った現地の様子を聞くこともできました。個別の部屋も設け、下関市長との懇談を楽しまれた方も多かったと思います。
同窓会の一つのあり方を示せたのではとも思っています。企画してくれた幹事団の皆様、成功に向けて協力を惜しまなかった同窓生先輩諸氏の皆様にこの場を借りてお礼申し上げたいと思います。

今年はコロナ禍の終焉がもう少しはっきり見えないということもあり、でもそろそろ対面でも会いたいねということで、ハイブリッドで開催します。当番幹事の67期神鳥さんを中心にして詳細設計をしてくれています。昨年とはまた違った趣きになると思いますし、かつ一段、実現の難しさが増していますが、西高精神を発揮してぜひ成功させたいと思います。同窓生みなさまの一層のご協力をお願いいたします。
また、当番年次の幹事団に必要以上の負担をかけないようにということで、名簿の管理や支部の運営方法の改善を検討しています。時期をみて支部会員の皆様にお諮りすることもあると思いますので、その際には積極的なご意見アドバイスをお願いいたします。

と言うことで、私の支部長任期のほとんどはCovid-19 対応に終始しました。加えてこの2年半を振り返って、コロナ以前と比較して生活様式というか世の中の様相が随分と変わったと実感しています。リモートワークが一般的になった一方で、エッセンシャルワーカーの方々の負担の増加、格差の増大など今まで隠れていた課題が顕在化したように思います。遠くヨーロッパでは大変な事態になっていますが、他人事ではありません。マスコミなどで言われるように今は大きな歴史の変わり目にあるのかも知れません。
こういう時こそ、個々人がお互いに助け合って、変化に怯むことなく将来に向かって着実に一歩ずつ進んでいくことが重要なのだろうと思っています。そのために同窓会が何かのお役に立てれば良いと思いますし、そうありたいとも思っています。
今般のコロナ禍を単に禍で終わらせることなく、次に繋げる良い機会と捉えたいと思います。来年こそは支部総会をリアルに盛大に開催できることを期待し、また皆様方のご健康を祈念して私の挨拶といたします。

2022年5月8日
木村 康則