旭陵同窓会 支部長 長山

東京支部支部長ご挨拶

旭陵同窓会東京支部長
長山 恒正(下関西高55期)

みなさんこんにちは。1978年卒業、55期の長山です。
今年より52期の木村さんの後任として旭陵同窓会東京支部支部長を務めさせていただきます。
改めて、木村さんには本来の任期2年から更に1年延長して3年間にわたり支部長を務めていただき誠にありがとうございました。コロナ禍という非常に舵取りの難しい時期にもかかわらず、秋葉さんを中心とした66期の幹事団のみなさん、神鳥さん、新田さんを代表、副代表とした67期、68期の幹事団のみなさんと協力して2021年にはオンラインによる同窓会を、2022年にはオンラインとリアルによるハイブリッドの同窓会の開催を実現されたことに心より感謝申し上げます。移動すること、集うことが大きく制約されたコロナ禍の3年間、同窓会の灯を絶やすことなく引き継いでいただいたことは本当に素晴らしいことだと思います。加えて旭陵同窓会の皆さんには多大なお力添えをいただいことに厚く御礼申し上げます。

私をはじめ55期が当番幹事を務めたのが2009年、下関西高が創立90周年を迎え世界経済がリーマンショックからようやく立ち直りはじめた頃でした。テーマは「絆 ~世代を超えて~」でした。14年前になりますが、改めて高校の同窓会の何たるかを考えてみる良い機会になりました。この時を起点に始まった同窓生、同級生とのお付合いが今も人生の一部になっています。その後の世の中の変化は想定をはるかに上回るスピードでした。スマートフォンの普及、SNSの登場・拡大により人と人とのコミュニケーションは新たな形、方法を生みだし、私たちはネット社会を全く無視して生活することはできなくなってしまいました。またそういう環境になったからこそ、同窓会一つをとってもオンラインを活用しながら一昨年、昨年と絆をつむぐことができたのだと思います。コロナパンデミックは人間の接触を大幅に制限したものの、人と人が対面で会い、コミュニケーションし、喜怒哀楽を分かち合うことの重要さを再認識する機会を与えてくれました。今や効率化、生産性の向上を強く求められる社会になり、この3年間でリモートワーク、オンライン会議は当たり前、オフィスへの出社は大幅に減りました。仕事関係はもとよりプライベートでの会合や会食も本当に少なくなりました(私自身は職業柄コロナ禍でも飲食の機会は殆ど減りませんでしたが)。私自身同じ会社の社員とオフィスで接する機会は激減しました。接触機会の減少に反比例するように心の不安に悩む社員や頑張って入社したのにすぐに辞めてしまう若い社員は増加しています。いくらDXやAIが進歩してもそれを利用し使いこなすのは人間です。人間同士の絆や関係(つながり)の上に成立しており、時には直接会うことで新たな発想、ひらめきも生まれてくるのではないでしょうか。

今年、コロナウィルスの扱いは春には5類になります。マスクの着用も大幅に緩和されます。いよいよ長かった夜は明けます。旭陵同窓会も新たなる一歩を踏み出すことになります。
今年の総会・親睦会は68期の幹事団の皆さんが下記内容で進めています。
◆日時:11月25日(土曜日)14:00~16:30
◆場所:東京ポートシティ竹芝ポートホール(浜松町)
オンライン参加も可能ですが(参加条件あり)基本的にはコロナ禍以前同様、4年ぶりの一同に会しての(リアル)開催となります。
一人でも多くの同窓の皆さんの参加をお待ちしております。
また、昨年より会員名簿の整備を進めるためMiiT+(ミータス)という会員情報管理システムを導入致しました。今年3月末での登録会員者数は530名。是非、こちらの登録もお願い致します。

最後になりますが、今年の総会・親睦会の開催に向けて68期幹事団が活動を開始しています。今年につきましても東京支部会員の皆さんをはじめ全国の旭陵同窓会の皆さんの変わらぬご協力、ご支援をなにとぞよろしくお願い致します。

2023年4月1日
長山 恒正